教員情報 - 伊藤　裕子

1.	1988/09～1990/05	University of Wisconsin-Madison, History Department, American History Course 修士課程修了 American History, Master of Arts
2.	1991/04～1996/06	一橋大学　大学院法学研究科公法・国際関係専攻博士課程修了博士(法学)

　略歴

1.	1991/04～1999/03	津田塾大学非常勤講師
2.	1995/04～1997/03	武蔵大学非常勤講師
3.	1996/01～1998/12	日本学術振興会特別研究員（PD）
4.	1999/04～2003/03	亜細亜大学国際関係学部国際関係学科講師
5.	2002/04～2003/03	立教大学非常勤講師
6.	2003/04～2007/03	亜細亜大学国際関係学部国際関係学科助教授
7.	2007/04～2010/03	亜細亜大学国際関係学部国際関係学科准教授
8.	2010/04～	亜細亜大学国際関係学部国際関係学科教授
9.	2012/04～2014/03	立教大学非常勤講師
10.	2017/04～2018/09	青山学院大学大学院国際政治経済研究科非常勤講師
11.	2019/09～2020/08	University of California, Berkeley, Department of Ethnic Studies （Visiting Scholar）
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業績

　著書・論文

1.	著書	『現代アメリカ社会を知るための63章【2020年代】』（共著） 2021/09
2.	著書	『アメリカ文化事典』（共著） 2018/01
3.	著書	『新時代アメリカ社会を知るための60章』（共著） 2013/06
4.	著書	『原子力と冷戦　日本とアジアの原発導入』 205-234頁（共著） 2013/03
5.	著書	『東アジア近現代通史　第8巻　ベトナム戦争の時代』 354-379頁（共著） 2011/06
6.	著書	『ハンドブック　アメリカ外交史―建国から冷戦後まで』（共著） 2011/03
7.	著書	『東アジアの歴史摩擦と和解可能性―冷戦後の国際秩序と歴史認識をめぐる諸問題』 318-345頁（共著） 2011/03
8.	著書	『アジア太平洋地域における平和構築　その歴史と現状分析』 203-234頁（共著） 2007/01
9.	著書	『現代アメリカのキーワード』 22-26頁（共著） 2006/08
10.	著書	『現代アメリカの外交－歴史的展開と地域との諸関係』 116-127頁（共著） 2005/05
11.	著書	『近現代日本フィリピン関係史』 327-366頁（共著） 2004/02
12.	著書	Philippine-Japan Relations 299-336頁（共著） 2003/02
13.	著書	『21世紀アメリカ社会を知るための67章』（明石紀雄　監修）（共著） 2002/09
14.	論文	アメリカ対外政策における民主主義と国益の相克『アメリカ太平洋研究』 (25),29-48頁（単著） 2025/03
15.	論文	「法廷闘争から記憶の闘いへ　－1990年代後半から２000年代前半のカリフォルニア州アジア系アメリカ市民運動の政治過程－」『アメリカ史研究』 (第47号),127-145頁（単著） 2024/09
16.	論文	「トランプ政権のアジア外交－北朝鮮核問題、米中対立と『自由で開かれたインド太平洋」構想－『立教アメリカン・スタディーズ』 (43),75-96頁（単著） 2021/03
17.	論文	「第11章　フィリピン・ドゥテルテ政権の『国家安全保障』観と対中・対米関係」 113-143頁（単著） 2020/03
18.	論文	「第12章　フィリピン・ドゥテルテ政権の対中認識　―最近の動向を中心に―」日本国際問題研究所　外交・安全保障調査研究事業 113-134頁（単著） 2019/03
19.	論文	「第12章　比米安全保障関係と南シナ海領有権問題をめぐるフィリピンの対中政策」『中国の対外政策と諸外国の対中政策』 115-137頁（単著） 2018/03
20.	論文	「ポスト冷戦期の米比関係－引き続く過去と新たな脅威」 SGRAレポート『東アジア軍事同盟の課題と展望』 (64),26-37頁（共著） 2012/11
21.	論文	The Defense Alliance and the Weak Nation's Bargaining Power: Comment on Fukito Masami, "The United States Taiwan Policy and the Far East during Early Cold War Period, 1949-1954" <I>Nagoya American Studies Summer Seminar (NASSS) 2010 Proceedings </I> （単著） 2010/08
22.	論文	「カーター政権の『人権外交』とフィリピンのマルコス独裁――米比基地交渉と人権・安全保障・国益――」『アジア研究所・アジア研究シリーズ』 No.74(アジアの人権状況),61-85頁（単著） 2010/03
23.	論文	（書評論文）中野聡著『歴史経験としてのアメリカ帝国－米比関係史の群像』『同時代史研究』 1号,74-77頁（単著） 2008/12
24.	論文	「冷戦後の米比同盟－基地撤廃、VFA、『対テロ戦争』と米比関係－」『国際政治』 150号(特集　冷戦後の世界とアメリカ外交),168-185頁（単著） 2007/11
25.	論文	「マルコス政権初期の米比軍事関係とベトナム戦争」『アメリカ史研究』 29号(2006年),36-54頁（単著） 2006/08
26.	論文	「米比同盟と冷戦・ナショナリズム・対テロ戦争」 SGRAレポート『東アジア軍事同盟の過去・現在・未来』 (27),39-48頁（共著） 2005/07
27.	論文	「フィリピンのイラク撤退と比米関係」『世界と議会』 487号(2005年1月号),8-16頁（単著） 2005/01
28.	論文	"Democracy and the US-Philippine Relations: Comment on Nakano Satoshi `A Tale of Two Democracies' " <I>Kyoto American Studies Summer Seminar 2003 Proceedings</I> （単著） 2004/03
29.	論文	「アメリカの戦争とフィリピン」『歴史論評』 2003年9月号,29-42頁（単著） 2003/09
30.	論文	「フィリピン独立期の議会政治とアメリカの影響」『亜細亜大学国際関係紀要』 12巻2号,137-171頁（単著） 2003/02
31.	論文	「『新しい戦争』と『伝統的』米比軍事関係」『亜細亜大学国際関係紀要』 12巻1号,93-122頁（単著） 2002/08
32.	論文	「日米安保体制の50年：日米安全保障政策と日本の安全保障観の変容」『亜細亜大学国際関係紀要』 11巻1号,107-143頁（単著） 2001/12
33.	論文	「『太平洋条約』構想の変容―アジア太平洋地域安保統合への動きとフィリピン・インシアチブ1949－1951―」『亜細亜大学国際関係紀要』 10巻3号,41-66頁（単著） 2001/03
34.	論文	「戦後アメリカの対フィリピン軍事政策と日本要因1945－1951」（単著） 2001/03
35.	論文	「フィリピンの軍事戦略的重要性の変化と1947年米比軍事基地協定の成立過程」『国際政治』 117号,209-224頁（単著） 1998/03
36.	論文	「アメリカの戦後対フィリピン政策の変容－非植民地化から全面的関与へ1946～1950－」『国際関係学研究』 23号,1-13頁（単著） 1997/04
37.	論文	「フィリピン独立をめぐるアメリカの対比政策－戦後の米比関係の基盤1945－1950－」一橋学院大学大学院法学研究科博士論文（単著） 1996/06
38.	論文	「フィリピン通商法の成立過程－米国のフィリピン非植民地化の経済的枠組み－」『アメリカ研究』第30号 30号,101-112頁（単著） 1996/04
39.	論文	"Seeking Common Interests: The United States and Japan in the Making of the Japanese Peace Treaty″ 『津田塾大学紀要』 24号,61-92頁（単著） 1992/04
40.	論文	"Aftermath of the San Francisco Conference" 『欧米文化研究』 7号,42-63頁（単著） 1991/04
41.	論文	"In Quest of Common Interests: The United States,　Japan, and the Making of the Japanese Peace and Security Treaties,"　 MA thesis, University of Wisconsin-Madison, 1990. ウイスコンシン大学修士論文（単著） 1990/05
42.	その他	「アメリカ合衆国の祝日と退役軍人の日(ベテランズ・デイ) in サンフランシスコ」国際関係学部フォトジャーナル『榧』 7,14-21頁（単著） 2020/03
43.	その他	『China Report』Vol. 36 諸外国の対中認識の動向と国際秩序の趨勢⑬：フィリピン・ドゥテルテ政権の『国家安全保障戦略2018』と対中認識日本国際問題研究所HP　China Report （単著） 2019/03
44.	その他	【コラム】『China Report』Vol. 15 諸外国の対中認識の動向と国際秩序の趨勢④：比米安全保障関係と南シナ海領有権問題をめぐるフィリピンの対中政策日本国際問題研究所ホームページ（単著） 2018/03
45.	その他	新刊紹介　菅英輝著『冷戦と「アメリカの世紀」―アジアにおける「非公式帝国」の秩序形成』『アメリカ学会会報』No.194（2017年7月） (No. 194) （単著） 2017/07
46.	その他	新刊紹介　岡田泰平著『「恩恵の論理」と植民地　アメリカ植民地期フィリピンの教育とその遺制』『アメリカ学会会報』（単著） 2015/01
47.	その他	（翻訳）マーク・ガリキオ（伊藤裕子訳）『アメリカ黒人から見た日本、中国　1896-1945』（単著） 2013/05
48.	その他	(監訳）ウォルター・ラフィーバー（伊藤裕子・平田雅己監訳）『アメリカvsロシア　―冷戦時代とその遺産―』（共著） 2012/04
49.	その他	（翻訳）マイケル・L・ドックリル、マイケル・F・ホプキンズ（伊藤裕子訳）『冷戦　1945-1991』（ヨーロッパ史入門シリーズⅡ第7巻）（単著） 2009/06
50.	その他	新刊紹介『アメリカ・カナダ』『アメリカ学会会報』（単著） 2008/07
51.	その他	（翻訳）M.ガリキオ「アフリカ系アメリカ人の戦争観・アジア観」倉沢愛子・油井大三郎他編『岩波講座　アジア太平洋戦争3　動員・抵抗・翼賛』 247-278頁（共著） 2006/01
52.	その他	（翻訳）M.ガリキオ著「アメリカ黒人の対日観－その忘却と再生―」細谷千博、入江昭、大芝亮編『記憶のなかのパールハーバー』 225-255頁（共著） 2004/03
53.	その他	（翻訳）リディア・N・ユー・ホセ著「フィリピン中立化問題と比・米・日3国関係1900－1939」池端雪浦、リディア・N・ユー・ホセ編『近現代日本―フィリピン関係史』 35-79頁（共著） 2004/02
54.	その他	（翻訳）M.ガリッチオ著「占領、支配、そして同盟―アメリカ安全保障政策の中の日本1945-1969」入江昭、ロバート・A・ワンプラー編、細谷千博、有賀貞監訳『日米戦後関係史1951-2001』（サンフランシスコ平和条約締結50周年記念Ａ50事業）講談社インターナショナル2001年 135-159頁（共著） 2001/09
55.	その他	（翻訳）チャールズ・ドラン著「日米関係と歴史の潮流」細谷千博・信田智人編『新時代の日米関係』 224-260頁（共著） 1998/09
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　講師・講演

1.	2004/07	「米比同盟と冷戦・ナショナリズム・対テロ戦争」（SGRA軽井沢フォーラム）
2.	2009/02	「オバマ新政権　その誕生と今後の展望」（亜細亜大学銀青会）
3.	2012/02	「ポスト冷戦期の米比同盟～引き続く過去と新たな脅威」（国際文化会館）
4.	2017/03	トランプ米大統領誕生　～2016年大統領選挙の特徴と今後の世界～（亜細亜大学）
5.	2022/03	ロシアのウクライナ侵攻に対する米国の反応（オンライン開催）

　学会発表

1.	2024/10/19	アメリカ対外政策における民主主義と国益の相克（東京大学アメリカ太平洋研究センター公開シンポジウム2024　「アメリカ民主主義の現在、そして未来」）
2.	2020/12/12	トランプ政権のアジア外交　－南シナ海問題を中心に―（立教大学アメリカ研究所シンポジウム）
3.	2018/12/27	フィリピン・ドゥテルテ政権の対中認識　ー最近の動向を中心にー（「諸外国の対中認識の動向と国際秩序の趨勢」研究会（中国研究会・チームB））
4.	2017/08/24	Comment on Professor DeCastro, The Duterte Administration’s Appeasement Policy on China and the Crisis in the Philippine-U.S. Alliance（「中国の対外政策と諸外国の対中政策」 (B)「諸外国の対中認識の動向と国際秩序の趨勢」）
5.	2015/06/07	The Bases and Changing Historical Perceptions: A View of United States-Philippine Relations during the Cold War（Workshop A: America’s Wars in the 20th Century and Beyond: Wars and the Minorities, Japanese Association for American Studies (JAAS) Annual Meeting 2015）
6.	2013/06/02	書評会　ウォルター・ラフィーバー（伊藤裕子・平田雅己監訳）『アメリカ　vs　ロシア　冷戦時代とその遺産』（芦書房、2012年）（アメリカ学会第47回年次大会　アメリカ国際関係史分科会）
7.	2012/07/20	書評会　ウォルター・ラフィーバー（伊藤裕子・平田雅己監訳）『アメリカ　vs　ロシア　冷戦時代とその遺産』（芦書房、2012年）（国際関係史学会研究会）
8.	2011/11/13	ラウンドテーブル「ベトナム戦争と西側同盟関係、1961-1973」（日本国際政治学会2011年度年次大会）
9.	2009/09/21	「フィリピンの対米認識・対日認識の変化と国際構造の変動」（平成21年度科学研究費補助金研究課題「冷戦後東アジア国際関係の構造変動と秩序形成の総合的研究」（研究代表者：菅英輝　西南女学院大学教授）2009年度第2回研究会（於　李花女子大学（韓国ソウル）））
10.	2008/11/01	「フィリピンの戦後対米認識の変容と国際情勢」（平成20年度科学研究費補助金研究課題「冷戦後東アジア国際関係の構造変動と秩序形成の総合的研究」（研究代表者：菅英輝　西南女学院大学教授）2008年度第3回研究会（於　大分大学））
11.	2006/10/13	「冷戦期の米比同盟－1960年代後半・マルコス政権期のベトナム戦争協力問題を中心に－」（日本国際政治学会第50回研究大会部会1「冷戦期のアメリカの同盟外交」かずさアカデミアパーク（千葉県木更津市））
12.	2005/07/23	「米比関係と冷戦・ナショナリズム・対テロ戦争」（アメリカ外交研究会（於　立教大学））
13.	2004/06/13	「米比同盟―その形成期と現在との比較を中心に―」（ゲストスピーカー）（東南アジア史学会第71回研究大会（於東大駒場キャンパス）シンポジウム1『アメリカ・東南アジア関係へのアプローチ』）
14.	2003/09/19	「対テロ戦争と米比関係」（第2 シンポジウム「『アメリカの戦争』再考」）（ゲストスピーカー）（第26回アメリカ史研究者夏期セミナー（於　南山大学））
15.	2003/07/24	“Democracy and the US-Philippine Relations“（ゲストコメンテイター）（Kyoto American StudiesSummer Seminar 2003（KASSS 2003)（Ritsumeikan Univ.））
16.	2001/11/10	「1951年米比相互防衛条約の成立過程―サンフランシスコ体制のもう一つの側面―」（アメリカ政治研究会例会報告於　慶應大学）
17.	2000/05/12	「アメリカのアジア軍事政策と日比要因」（日比交流史研究会日比合同最終フォーラム）
18.	2000/01/29	「アメリカのアジア太平洋戦略におけるフィリピンと日本 1947～1954」（日比交流史研究会（外務省後援））
19.	1998/09/02	「1950年代の米比関係」（第21回アメリカ史研究者夏期セミナー）
20.	1998/07/04	「フィリピン独立とアメリカの戦後対比対策」～1946年フィリピン通商法と1947年米比軍事基地協定の成立過程を中心に～」（日比交流史研究会）
21.	1998/06/20	「米西戦争百年に考える：米国キューバ外交の歴史と現状を中心に」（アメリカ史研究会例会）
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その他

　所属学会

1.	1991/06～	アメリカ学会
2.	2010/06～2012/06	∟ 年報編集委員
3.	2010/06～2012/06	∟ 評議員
4.	2012/06～2014/06	∟ 常務理事（年次大会企画委員長）
5.	2012/06～	∟ 理事
6.	2016/06～2018/06	∟ 常務理事（将来構想委員長）
7.	1991/06～	日本国際政治学会
8.	1994/04～	Society for Historians of American Foreign Relations (SHAFR)
9.	2000/04～	東南アジア学会
10.	2001/04～2008/03	歴史学研究会
11.	2002/04～	同時代史学会
12.	2004/12～2008/12	∟ 理事
13.	2002/07～	アメリカ外交研究会
14.	2004/09～	日本アメリカ史学会
15.	2004/09～2007/09	∟ 運営委員
16.	2004/09～2007/09	∟ 会計
17.	2009/09～2011/09	∟ 選挙管理委員
18.	2013/09～2015/09	∟ 運営代表
19.	2018/09～2020/09	∟ 選挙管理委員
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　現在の研究課題やメッセージ

【研究紹介】
アメリカ政治外交、米比関係、日米関係、アジア太平洋地域の外交・安全保障、
歴史認識問題