オガワ ナオユキ
OGAWA Naoyuki
小川 直之 所属 経営学部 経営学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2004/01 |
形態種別 | 論文その他 |
標題 | 《Une scene de rupture entremere et fils dans la chansonde Raoul de Cambrai : lademesure de la mere entrainela mort du fils 》 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | CAHIERS D'ETUDES FRANCAISES |
出版社・発行元 | 慶應義塾大学文学部フランス文学研究室 |
巻・号・頁 | 8号,1-14頁 |
概要 | 中世フランス叙事詩『ラウール・ド・カンブレ』には、このジャンルとしてはめずらしく主人公である騎士とその母親との関係が描かれている。母は非道な戦を企てる息子を翻意させようとするあまり彼を呪う。そして中世的言語観は、母親のその発言こそが息子の運命を定めたとする。無敵の英雄が母の呪詛により死へと転落していく過程が、ギリシャ悲劇的な手法で描かれているところにこの作品の魅力があると結論づけた。 |