ターバーフィールド ピーター   TURBERFIELD Peter
  ターバーフィールド ピーター
   所属   国際関係学部 国際関係学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2013/03
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 Misconceptions of Linguistic Imperialism: the spread of English as a global language
執筆形態 単著
出版社・発行元 『亜細亜大学国際関係紀要』
巻・号・頁 22(2),pp1-11頁
概要 本稿は、英語がグローバル言語として世界中に広まるにあたって、植民地主義がいかなる影響を与えたかについて考察し、通俗的な誤解を正すものである。英語を使うことが現地の人間にとってどれほど苦痛であったか、また政治権力の強化になると考えられていた言語の強制が、その実、西洋社会を構成する重要な要素である階級制度を脅かすものとなったかについて、植民地時代の文学に見られる例を用いて考える。植民地体勢の結果として英語を使うことが広まりはしたが、その意味は逆である。故に、現地の言葉や文化を犠牲にして成り立っている現在の英語の優位性は、言語上の帝国主義政策の意図した結果からはほど遠い。それどころか反対だ。英語が世界に広まったのは、入植者が'異なるもの'として知覚することを拒絶し、現地の人間と対等に接したいと望んだ結果と言える。