タカサワ ミユキ   TAKASAWA Miyuki
  高澤 美由紀
   所属   法学部 法律学科
   職種   教授
言語種別 スペイン語
発行・発表の年月 2015/01
形態種別 大学・研究所等紀要
査読 査読あり
標題 La relación entre el orden de palabras SVOP/SVPO y la entonación en español
執筆形態 単著
掲載誌名 亜細亜大学学術文化紀要
出版社・発行元 総合学術文化学会
巻・号・頁 (26),1-14頁
概要 無標の語順であるSVOPと有標の語順であるSVPOにおいて、広焦点と対照焦点の2つが、それぞれどのようなイントネーションで実現されるのかについてパイロット実験を試みた。その結果、無標の語順の広焦点の発話においては、平叙文発話で見られるダウンステップを示す傾向が確認され、対照焦点ではターゲット語句が発話全体におけるF0最大値で実現され、さらにターゲット語句の後にポーズを置いて1発話を2つのメロディーグループに分け、ターゲット語句を際立たせる傾向が見られた。一方、有標の語順の発話においては、広焦点であってもダウンステップの傾向は見られず、どちらの焦点タイプにおいても発話全体のF0最大値はターゲット語句に先行する前置詞句Pで実現されるため、発話末のターゲット語句の名詞部分に対照焦点の場合のみ生起する音調パターンが、ターゲット語句を際立たせる方略と考えられた。
ISSN 1347-0248