イハラ リュウスケ
IHARA Ryusuke
猪原 龍介 所属 経済学部 経済学科 職種 教授 |
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言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2023/09 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | Returning to the City Center: The spread of teleworking and urban structure |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | RIETI Discussion Paper Series |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 経済産業研究所 |
巻・号・頁 | (23-E-064),pp.1-22 |
概要 | テレワークの普及は都市構造にどのような影響を与えるのか。本研究では、空間経済学の2地域モデルに地域間通勤費用を導入したモデルを提示する。核–周辺構造において、雇用の集中する就業地外に労働者の一部が居住する場合、通勤費用は上昇する一方で、就業地での地価の上昇は抑えられることになる。ここでテレワークの普及により通勤の費用負担が低下すると、居住地の分散化が進むと同時に、地下の下落は企業立地を都心へ集中させることになると考えられる。社会厚生は、居住の分散化に伴い改善する。続いて、以上のモデルを日本の各都市雇用圏に当てはめる。まず都心地域と郊外地域の間の現実の人口分布を説明しうる通勤費用と製品輸送費を算出した上で、テレワークの導入が進み通勤費用が低下したとする。その結果、都市圏内の労働分布にどのような変化があるかをシミュレーションにより求めた。加えて、テレワークの導入による生産性の変化の影響についても分析した。 |