カトウ カズヒコ
KATO Kazuhiko
加藤 一彦 所属 経済学部 経済学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | Emission Quota versus Emission Tax in a Mixed Duopoly with Foreign Ownership |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 『亜細亜大学経濟學紀要』 |
巻・号・頁 | 39(1/2),17-33頁 |
著者・共著者 | 共著者:Leonard F.S. Wang |
概要 | 私企業の所有者に国外投資家が含まれる場合の混合複占市場において排出税と排出量割当という2つの環境政策がもたらす均衡結果や社会厚生への効果の違いについて、理論分析を行った。先行研究によれば、混合複占市場において、私企業が国内投資家のみで所有される場合、いつでも排出量割当の方が排出税よりも社会厚生を高くすることが分かっている。また、国内投資家のみで所有される私企業と国外投資家のみで所有される私企業による通常の複占市場において、やはり、いつでも排出量割当の方が排出税よりも社会厚生を高くすることが分かっている。本稿では、国外投資家の割合が高い場合には排出税の方が排出量割当よりも社会厚生を高くすることを示した。 |