ゴトウ ケイスケ   GOTO Keisuke
  後藤 啓介
   所属   法学部 法律学科
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2015/07
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 国際刑事法における行為支配論と共同正犯(1)――2014年12月1日の国際刑事裁判所ルバンガ事件上訴裁判部判決を契機として――
執筆形態 単著
掲載誌名 亜細亜法学
掲載区分国内
巻・号・頁 50(1),1(190)-46(145)頁
概要 本稿は、2014年12月1日のルバンガ事件上訴裁判部判決を契機に、ICCにおける「行為支配概念」および「共同正犯」について検討することを主目的に、①ICC規程25条3項における関与形式の区別の問題、②正犯性の基準の問題および③共同正犯の成立要件の問題という3つの問題を中心的な検討課題に掲げ、①について「正犯・共犯体系」が採用されたことの妥当性を、②について「行為支配論」が採用されたことの妥当性を論証したものである。