ゴトウ ケイスケ   GOTO Keisuke
  後藤 啓介
   所属   法学部 法律学科
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2018/01
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 国際刑事裁判所規程25条3項(a)に基づく間接正犯――近時の裁判例における組織支配論の展開――
執筆形態 単著
掲載誌名 亜細亜法学
掲載区分国内
巻・号・頁 52(2),1(330)-60(271)頁
概要 本稿は、近時のICCの裁判例を手がかりに、ICC規程25条3項(a)では「正犯の背後の正犯」および「組織支配を利用した間接正犯」(組織支配論)が是認されていること、および、現在のICC実務における組織支配論は、ドイツの刑法学者クラウス・ロクシンの組織支配論に依拠しつつも、それが「修正された理論」であることを明らかにした上で、ICC実務によるロクシンの要件の「修正」がもつ解釈論上の重要な意義について論じたものである。