イマヅ トシアキ
IMAZU Toshiaki
今津 敏晃 所属 法学部 法律学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2007/06 |
形態種別 | 単行本 |
標題 | 御厨貴編『宰相たちのデッサン』 |
執筆形態 | 共著 |
出版社・発行元 | ゆまに書房 |
巻・号・頁 | 155-162, 205-211頁 |
著者・共著者 | 共著者:御厨貴、五百旗頭薫、苅部直、佐藤健太郎、塩出浩之、清水唯一朗、千葉功、土田宏成、中沢俊輔、西川誠、牧原出、松本洋幸、村井良太、米山忠寛、若月剛史 |
概要 | 執筆担当部分:「浜口雄幸」民政党党首として首相にまで上り詰めた浜口雄幸の伝記が、寡黙、努力家、誠実といった性格、信条を軸に描くスタイルで描かれてきたこと、そのスタイルは浜口自身が自覚的に、かつ、繰り返し述べたことに基づいていることを指摘。一方、浜口が積極的に言及しない性格形成の基盤についての記述にこそそれぞれの伝記の特色が現れていることを述べた。「近衛文麿」日中戦争、太平洋戦争直前という戦前日本の岐路に三度にわたって内閣を組織した近衛文麿の人生を矢部貞治著『近衛文麿』に基づきながら略述した。近衛が公平性、ルール形成といったものに対して意識的に行動する点を指摘し、近衛の活動が「公平なレフェリー」(矢部貞治)であることを意識したものであった可能性について言及した。 |