ゴトウ ケイスケ   GOTO Keisuke
  後藤 啓介
   所属   法学部 法律学科
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2015/10
形態種別 学術雑誌
査読 査読あり
標題 国際刑事裁判所における行為支配論の展開――正犯概念との関係を中心に――
執筆形態 単著
掲載誌名 国際人権
掲載区分国内
巻・号・頁 (26),109-115頁
概要 本稿は、史上初めてICCの上訴裁判部において有罪が是認された2014年12月1日のルバンガ事件判決を手がかりに、ICC規程25条3項の関与形式が「正犯」と「共犯」に区別され、「正犯性」を根拠づける基準が「行為支配」にあると当該判決で判示されていることについて、ICCにおいてドイツの刑法学者クラウス・ロクシンの学説の及ぼした決定的に重要な影響や、行為支配論に基づくICC規程25条3項をめぐる解釈の是非を簡潔に論じたものである。