オオツカ ナオキ
OTSUKA Naoki
大塚 直樹 所属 国際関係学部 多文化コミュニケーション学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/08 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 街路名のトポグラフィー――19世紀パリからサイゴンへ |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 地域総合研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 松本大学研究推進委員会 |
巻・号・頁 | (25),1-16頁 |
担当区分 | 最終著者 |
著者・共著者 | 丸山宗志・大塚直樹 |
概要 | 本論文ではフランス植民地時代に作製された旧版地図を参照しつつ、第1に植民地主義的な介入がおこなわれたサイゴンの都市空間を街路の名付けから叙述すること、第2にパノラマ的な視点との混淆状況を紡ぎ出すための予備的な考察をおこなうことを目的とした。考察の結果、まず仏印時代のサイゴンの街路名がフランスの植民地支配の物語として表れていること、長い街路に対して宗主国からみて顕彰のレベルが高い人物の名が付与される傾向がみられることを指摘した。さらに第一次大戦の破壊的なインパクトが遠く仏印時代のサイゴンの地にも及んでいること、植民地の街路名が必ずしもフランス本国ないし植民地の領域に限定されないことを呈示した。以上から、フランス植民地期のサイゴンにおける街路の名付けは、同時代の社会状況のダイナミズムに埋め込まれた多声的な権力編成に基礎づけられていたことを明らかにした。 |