フジオカ ダイスケ
FUJIOKA Daisuke
藤岡 大助 所属 法学部 法律学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/04 |
形態種別 | 単行本 |
標題 | 『現代法哲学講義』井上達夫編 |
執筆形態 | 共著 |
出版社・発行元 | 信山社 |
巻・号・頁 | 214-237頁 |
担当範囲 | 第9章「租税の正義-金融所得分離課税の法哲学的検討」 |
概要 | 執筆担当部分:第9章「租税の正義-金融所得分離課税の法哲学的検討」
総合累進課税を原則として採用する現行日本法の税法体系の下で例外として認められる金融所得分離課税制度について、租税法学において論じられる理論的知見を参照したうえで、R.ドゥオーキンの政治理論-分配的正義論-に依拠してその規範的評価を試みた。金融所得分離課税を規範的に容認出来るのは、相続税と勤労所得課税の税率構造が一定の条件にある場合のみであり、現行日本法はその前提を満たしておらず、不正義が存在していると結論した。 |