イトウ ユウコ
Ito,Yuko
伊藤 裕子 所属 国際関係学部 国際関係学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2025/03 |
形態種別 | 学術雑誌 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | アメリカ対外政策における民主主義と国益の相克 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『アメリカ太平洋研究』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 東京大学アメリカ太平洋研究センター |
巻・号・頁 | (25),29-48頁 |
総ページ数 | 20 |
概要 | 2024年アメリカ大統領選挙を控えた時期、アメリカの民主主義の在り方が問題視され、またアメリカ国内でも民主主義の理解に分断が見られる。このような状況は、世界の民主主義や国際規範にどのような影響を及ぼすのか。CPASシンポジウムのこのような大きな問題意識のもとで、本論文に課された「アメリカ外交と民主主義」についての検討を目的としている。具体的には、2021年のアフガニスタンからの米軍撤退と2023年10月以降のガザ紛争に対するアメリカの関与を取り上げ、これらの事例においてアメリカの「民主主義」と「国益」の追求がいかに破綻し、アメリカが掲げるあるべき自らの姿と齟齬をきたしているかについて、具体的なデータを多用しつつ、考察した。 |