ゴトウ ケイスケ
GOTO Keisuke
後藤 啓介 所属 法学部 法律学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | ジェノサイドの犯罪構成要件に関する一考察――ジェノサイド罪の主な特徴と現行日本刑法での対応の限界―― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 法学政治学論究 |
巻・号・頁 | (80),349-381頁 |
概要 | 本稿では、修士論文での問題意識を前提に、ジェノサイド罪の主要な論点、すなわち、殺人罪などの通常犯罪との保護法益の差異、保護される客体の相違、客観的要素としての規模性と組織性という「状況的要素」の要否、主観的要素としての破壊する意図の特質および罪数論上の問題などについて理論的な検討を加え、これらの解釈学的な観点から日本刑法の不備を指摘した上で、改めてICC規程対象犯罪の日本での国内法化の必要性を論じた。 |