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スギブチ タダキ
Sugibuchi,Tadaki
杉渕 忠基 所属 経済学部 経済学科 職種 教授 |
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| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2026/03 |
| 形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
| 査読 | 査読あり |
| 標題 | ミシシッピ州の黒人投票権はく奪―カラーブラインド・レイシズムの視角から― |
| 執筆形態 | 単著 |
| 掲載誌名 | 亜細亜大学学術文化紀要 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 巻・号・頁 | (47),1-24頁 |
| 総ページ数 | 24ページ |
| 概要 | 1875年の暴力的な選挙威嚇ののち、ミシシッピ州では露骨な強制は一時的に減少したが、やがて行政的操作が選挙不正の主要な手段となった。ジェームズ・R・チャーマーズとジョン・R・リンチが争った連邦下院選挙では、選挙管理官が得票数を改ざんしていたことが調査によって明らかになり、さらにゲリマンダリングによって黒人共和党支持票が分散され、リンチの再選は阻止された。
こうした手法は直ちに黒人の政治参加を消滅させたわけではないが、二人種政治の限界を露呈させ、1890年ミシシッピ州憲法において制度化される投票権はく奪への道を開いた。同時に、The Slaughterhouse Cases、United States v. Reese、United States v. Cruikshank などの最高裁判決は、州の権限を強化し連邦介入を制限することで修正第14条・第15条の射程を狭め、これらの修正条項を事実上「形式的平等」の原理へと縮減させたと結論づけた。 |