キハラ ヒロユキ
Kihara,Hiroyuki
木原 浩之 所属 法学部 法律学科 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/02 |
形態種別 | 論文その他 |
標題 | 「イギリスにおける不当利得法と契約法のリステイトメントについて」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 法律文化社 |
巻・号・頁 | 129-144頁 |
著者・共著者 | 木原浩之 |
概要 | アメリカ合衆国において新たな法典化の手法として発展してきた「リステイトメント」は 、近年「立法措置によらない法典化」や「ソフトな法典化」などと称されることもあるが 、その手法は、PICCといった国際取引法のモデル法、PECLやDCFRといったヨーロッパ私法のモデル法でも採用されるに至っている 。そして、近時の注目すべき動向として、イギリスにおいても「イギリス不当利得法リステイトメント」(2012年) 、「イギリス契約法リステイトメント」の第1版(2016年) 、第2版(2020年)が公表されるに至った 。本稿では、これらのイギリス版リステイトメントの概要や評価に言及しつつ 、また、アメリカのリステイトメント等との比較を通じて、「英米法系諸国における法典化」の意義を改めて検討するものである 。
所収: 滝沢昌彦ほか編『社会の多様化と私法の展開』[小野秀誠先生古稀記念論文集] |