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            ミウラ トモコ
            Tomoko MIURA
           三浦 朋子 所属 法学部 法律学科 職種 准教授  | 
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| 言語種別 | 日本語 | 
| 発行・発表の年月 | 2023/08 | 
| 形態種別 | 学術雑誌 | 
| 査読 | 査読あり | 
| 標題 | 低学年における法教育の可能性と課題―小学校2年生がクラスのルールづくりに挑む | 
| 執筆形態 | 共著 | 
| 掲載誌名 | 『法と教育』 | 
| 掲載区分 | 国内 | 
| 出版社・発行元 | 法と教育学会 | 
| 巻・号・頁 | (13),5-16頁 | 
| 著者・共著者 | 岩坂尚史・渡部竜也・岡田了祐・三浦朋子 | 
| 概要 | 法や制度においての適正な手続の原理やその存在自体の重要性を理解できるようになるために,小学校段階ではどんなことをしておくべきなのか。そうした問題意識を念頭に、本研究のねらいは,「権威の道徳性」段階にあると思われる年少の児童を対象に,教室のルール作りをさせることで生じる課題や教育効果(特に児童のルール作りの手続についての理解に与える影響)について明らかにすることにあった。研究対象は,都内の小学二年生(7〜8歳児)で,教室のルール作りへの取り組みは,1学期(5月から7月)の「みがく」で行った 。その結果、本研究では,従来言われているよりも低年齢である小学校2年生(7・8歳児)でもルールづくりという機会を与え,そしてそこにおいて授業者がルール作りを急かさず粘り強く話し合いを続けさせ、適切なコーディネートを行うのであれば,かなりの児童が集団でルールを築き上げていくために必要となる手続の基礎となるいくつかの原則を話し合い活動から見つけ出し,そのことを共有できることが明らかになった。 | 
| ISBN | 978-4-7857-3043-7 |