ヨコヤマ フミト
Yokoyama,Fumito
横山 文人 所属 経営学部 ホスピタリティ・マネジメント学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | オンライン(遠隔)授業に関するアンケート調査 : ホスピタリティ・マネジメント学科に在籍する大学生を対象として |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | ホスピタリティ・マネジメント |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 亜細亜大学経営学部 |
巻・号・頁 | 11(1),21-29頁 |
総ページ数 | 9 |
概要 | 本調査レポートでは,本学ホスピタリティ・マネジメント学科の学生を対象に「オンライン授業に関するアンケート調査」を実施し(2020年12月9日(水)~同年12月22日(火);n=396),その結果および考察について報告をおこなった。その要約は以下の通りである。
1)全体の8割以上の学生がノートパソコンまたはデスクトップパソコンを,オンライン授業における主要媒体として使用していた。 2)オンライン授業の課題に必要とする時間を2時間未満とする回答が全体の7割を超え,3時間未満までの累計回答はほぼ9割に達していた。 3)オンデマンド授業は本来の通常授業とは同等ではないとの回答が全体の6割を超え,残りの4割弱が同等であると回答した。 4)オンライン授業への評価としては,通学が不要(92.7%),感染症への不安の軽減(89.4%),身なりへの配慮が不要(83.8%),といった肯定的な評価がみられた。一方で,IT 環境による学習への影響(86.1%),表示画面の長時間視聴による疲労(84.1%),といった否定的な評価があった。 5)全体の約4分の3の学生が,オンライン授業では友達づくりができないと回答した。特に1年生では,その割合が8割を超えていた。ただし,友達づくり自体は,大学における授業の主目的ではないことを認識しておかなければならない。 |