ウエダ ヒロミ
Ueda,Hiromi
上田 廣美 所属 法学部 法律学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1996/03 |
形態種別 | 論文その他 |
標題 | 「EUにおける従業員参加~欧州労使協議会指令を中心に~」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 修士論文 |
概要 | 94年度より早稲田大学大学院法学研究科修士課程に設置された社会人実務家を対象とする「企業法務と国際化」における研究成果をまとめた。EUでは、従業員の経営参加の問題は多年にわたり議論され、その手法も資本ないし財務参加、会社機関への参加、労使協議を通じての情報参加など多様化している。欧州は日本企業の事業活動の場として重要な位置を占めるだけに、従業員参加制度の法制化は現地法人に多大の影響を及ぼす。そこで、従業員参加の問題を企業経営の立場からとらえ、まず、EUの主要加盟国である、フランス・ドイツ・イギリスにおける国内法上の従業員参加制度、とくにその法制化の経緯と現状の検討を行った。つぎにEU全体の流れのなかで、情報参加としてEUで最初に立法化された欧州労使協議会指令を分析し、国内法とEU法の双方から多国籍企業に対する法的影響を考察した。 |