ミウラ トモコ
Tomoko MIURA
三浦 朋子 所属 法学部 法律学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/09 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 法的視点から社会問題に迫る社会科・公民科教材の開発―多様な家族のあり方「同性カップルが子をもつこと」を考える |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『学術文化紀要』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 亜細亜大学総合学術文化学会 |
巻・号・頁 | (42),121-140頁 |
概要 | 本稿の目的は、性的マイノリティ(LGBT) の人々が抱える社会的な課題の理解を通して、多様な家族のあり方を考える社会科・公民科教材の開発を行うことである。具体的には、同性カップルが子どもをもつときに生じる課題を取り上げる。本研究が明らかにしたことは、次の二点である。第一に、性的マイノリティの人々が抱える課題を例に、法的な視点から社会問題を検討する意義と方法についてである。本稿ではベースとなる授業構成案を示し、法的な視点で課題を整理し社会を捉える授業展開の方略を明らかにした。第二に、性的マイノリティの人々の課題を、社会科で取り上げる必要性について論じた。他の教科や領域ではなく、社会科で扱うメリットとその発展可能性を提案し、とくに今回は、私たちに最も身近な社会集団である「家族」の在り方が問われる新たな事態をテーマとして、社会科・公民科の教材開発を行った。 |