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アサノ ウララ
ASANO Urara
浅野 麗 所属 経営学部 経営学科 職種 准教授 |
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| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2018/11 |
| 形態種別 | 学術雑誌 |
| 招待論文 | 招待あり |
| 標題 | そこでみせる〈傷〉はなにか?ーー中上健次「聖餐」論ーー |
| 執筆形態 | 単著 |
| 掲載誌名 | 日本文学 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社・発行元 | 日本文学協会 |
| 巻・号・頁 | 67(11),68-79頁 |
| 概要 | 被差別部落をモデルとする「路地」が「解体」される「そのとき」を刻印する小説、中上健次「聖餐」(1983)の作品分析を行った。ここで言う「解体」を、同和対策事業の一環として地域環境を「改善」する「路地」近代化の総仕上げとしたうえで、このときを「危機」とする小説が人びとと、その共同体の記憶をいかに描こうとしたのか。この問いを、小説に召喚された女性主人公の性的過剰さの表象と関わらせて論じた。 |