テラシマ タクユキ
TERASHIMA Takuyuki
寺島 拓幸 所属 社会学部 現代社会学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2010/09 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 消費主義と労働倫理――「文化的矛盾」か?「働きすぎと浪費の悪循環」か? |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 経済社会学会年報 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 経済社会学会 |
巻・号・頁 | 32,164-174頁 |
概要 | 消費主義的なライフスタイルが人びとの労働観にもたらす影響として,先行研究に基づき以下の3つの仮説を立てた。消費主義的態度を有するほど(1)仕事よりも余暇を重視する(余暇志向仮説),(2)労働時間が長い(仕事―浪費循環仮説),(3)仕事におもしろさを求める(コンサマトリー化仮説)。そしてこれらの妥当性について2007年に首都圏でおこなった社会調査データを用いて検証した。その結果,余暇志向仮説のみが支持され,コンサマトリー化仮説は支持されなかった。仕事―浪費循環仮説は,労働時間を長くしたぶんだけ収入を増やすことができるという前提に議論の余地があるものの支持されなかった。 |