クサノ ルイ
KUSANO Rui
草野 類 所属 法学部 法律学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2005/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | 「履行不能概念の再評価―積極的債権侵害論・付随義務論の再検討を視野に入れて―」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『法学新報』 |
出版社・発行元 | 中央大学 |
巻・号・頁 | 111巻11/12号(中央大学) |
概要 | 本稿は、ドイツにおける履行不能概念の理論的位置づけに関する議論を手がかりとして、いわゆる積極的債権侵害論・付随義務論の再検討の端緒を得んとしたものである。不能概念については、ドイツにおける債務法改正作業において、一時は放逐が叫ばれながらも、結局は存置されることとなった。本稿では、このような不能概念に積極的な評価・位置づけを与える見解を紹介しながら、同概念の意義につき再評価を示す方向で考察を行った。 |