ゴトウ ケイスケ
GOTO Keisuke
後藤 啓介 所属 法学部 法律学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2010/12 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 日本刑法における共謀共同正犯と国際刑法における『正犯』概念に関する一考察――中核犯罪の『黒幕』とされる者は如何なる概念によって捕捉されるべきか―― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 法学政治学論究 |
巻・号・頁 | (87),31-65頁 |
概要 | 本稿では、当時のICCの最新動向を踏まえ、ICC規程対象犯罪の「黒幕」(実際の犯行に直接的には関与しないが、事件の背後にいる支配的な立場の者)を理論的にどのように捕捉するべきかという問題意識を念頭に、共謀共同正犯、JCE法理および組織支配に基づく間接正犯を比較・検討し、ICC規程対象犯罪の日本での国内法化に際しては、日本刑法8条に従って日本刑法の総則を適用することが日本の採りうる最も現実的な選択肢であると論じた。 |