コタケ ナオコ
KOTAKE Naoko
小竹 直子 所属 国際関係学部 多文化コミュニケーション学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/09 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 「べきだ」と「ほうがいい」による勧め表現の違い |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 亜細亜大学学術文化紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (42),79-100頁 |
総ページ数 | 22 |
著者・共著者 | 小竹 直子 |
概要 | 「君は歌手を{目指すべきだ/目指したほうがいい}」のように「べきだ」と「ほうがいい」はどちらも勧め表現として用いられるが、どのような意味・性質の違いがあるのかは先行研究でも明確になされていない。本稿では、これら二つの勧め表現を自分の考えを押し通そうとする性質があるか、相手の利益を最大化しようとする性質があるかという観点から分析した。また、前者を「自分本位主張」、後者を「相手本位主張」と定義し、母語話者に対するアンケート調査によって、「相手本位主張」の勧めの場合には「ほうがいい」が使われ、「自分本位主張」の勧めには「べきだ」が使われるという使い分けの実態を明らかにした。 |