タカサワ ミユキ
TAKASAWA Miyuki
高澤 美由紀 所属 法学部 法律学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2022/09 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | スペイン語音声教育の教材としての歌の利用 ―再音節化に焦点をあてて― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 亜細亜大学学術文化紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 総合学術文化学会 |
巻・号・頁 | (40),23-36頁 |
総ページ数 | 14 |
概要 | スペイン語の学習教材として市販されている歌の教材を分析することにより、母音融合、及び再音節化について観察し、その教材をどのように用いることによって、日本人スペイン語学習者に単語間の繋がりを意識させ、スペイン語のリズムを学ぶ一助とできるのかについて検討した。その結果、語間母音融合が生起しやすい音声環境は、無強勢語である機能語の無強勢音節と強勢語である内容語の無強勢音節の組み合わせである傾向が示された。また、「語末子音+語頭母音」の再音節化は、音群内では必ず生じる現象であると考えられた。さらに、歌を利用する際には、漠然と流すだけでは効果はなく、音符と音節がほぼ1対1対応になっていること、その音節は再音節化されたものであるというインストラクションが必要になるはずであり、これらの点を考慮して用いる必要があると考えられた。 |