シブヤ ミツヨシ
SHIBUYA Mitsuyoshi
渋谷 光義 所属 法学部 法律学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2011/01 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | 「ジュネーヴ手形法統一会議と白地手形――統一手形法第一〇条の成立――」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『亜細亜法学』 |
出版社・発行元 | 亜細亜大学法学研究所 |
巻・号・頁 | 45巻2号,45-145頁 |
概要 | ジュネーヴ手形法統一会議の議事録を手掛かりとして、白地手形に関する統一手形法第一〇条の規定が成立した過程を確認し、若干の考察を試みたのが本稿である。議事録から判断すれば、白地手形の成立に関する「主観説」を前提として、統一手形法第一〇条が設けられ、同条はもっぱら「不当補充後に善意・無重過失で完成手形を取得した者に対して署名者は不当補充の抗弁をもって対抗できない」ことだけを規定したにとどまり、それ以外のことは定めていない、ということが明らかとなる。 |