タカサワ ミユキ
TAKASAWA Miyuki
高澤 美由紀 所属 法学部 法律学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/02 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | スペイン語の歌における音節 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 亜細亜大学学術文化紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 総合学術文化学会 |
巻・号・頁 | (36),39-52頁 |
総ページ数 | 14 |
概要 | スペイン語の伝統的な歌を分析し、音符とスペイン語のリズム単位である音節との関係を分析した。英語の歌謡においては、1つの音符に1つの音節、日本語においては1つの音符に1つのモーラがそれぞれ付与されるのが原則とされる。また、英語では、小節の1拍目に相当する最初の強拍には、強勢音節のみしか生起することが許されないとされる。しかしながら、スペイン語においては必ずしも1拍目に強勢音節が生起されるわけではないという結果が得られた。さらに、スペイン語の歌においては、再音節化を引き起こす、語内母音融合や語間母音融合が高い頻度で生起し、この母音融合は、スペイン語の歌のリズムだけではなく、言語のリズムとしても極めて重要なものと推論された。 |