カトウ カズヒコ
KATO Kazuhiko
加藤 一彦 所属 経済学部 経済学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2010/10 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | Environmental Policies and Market Structure |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | The Waseda Journal of Political Science and Economics |
巻・号・頁 | Vol. 378-379,pp.22-34 |
著者・共著者 | 共著者:清野一治 |
概要 | 完全競争市場と独占市場における排出税と排出割当、排出基準の社会厚生に与える効果について一般的な枠組みの下、分析した。また、政府と企業の意思決定のタイミングについても場合分けをし、分析した。先行研究では市場構造ごとに異なるモデルを使用した分析していたり、一部の環境政策のみを取り上げ分析したりするものばかりであった。得られた主な結果は以下のとおりである。完全競争市場下では、同時手番ゲームか逐次手番ゲームかにかかわらず、排出総量割当および排出税は社会厚生を最大にさせることができるものの、排出基準は最大にはできない。独占市場における逐次手番ゲームでは、排出基準は排出税や排出総量割当よりも社会厚生を高める場合がある。 |