| オグラ ケンユウ
            Ogura, Kenyu 小倉 健裕 所属 法学部 法律学科 職種 准教授 | |
| 言語種別 | 日本語 | 
| 発行・発表の年月 | 2016/12 | 
| 形態種別 | 大学・研究所等紀要 | 
| 標題 | フランス株式会社法における株主の新株引受権の法定およびその理論的基礎(1) | 
| 執筆形態 | 単著 | 
| 掲載誌名 | 早稲田大学法研論集 | 
| 掲載区分 | 国内 | 
| 巻・号・頁 | (160),131-153頁 | 
| 総ページ数 | 23 | 
| 概要 | 1920年代にフランスの株式会社はインフレ対策のため新株発行を頻繁に行っていたが、取締役会が移譲された権限を濫用してとくに少数派の株主を害する発行を実施することがしばしばみられた。そこで1935年に既存株主のために新株引受権が法定された。この権利の基礎として株主の経済的利益や議決権比率の維持といった説明がなされることはあるが、むしろ新株引受権がこれらの株主利益を保護する帰結をともなうという機能が重視されており、この公正さのために今日までこの権利が支持されていることを示した。 |