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スズキ トモヒロ
SUZUKI Tomohiro
鈴木 智大 所属 経営学部 経営学科 職種 准教授 |
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| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2016/09 |
| 形態種別 | 学術雑誌 |
| 標題 | 雪国まいたけ-同族企業におけるガバナンスの課題 |
| 執筆形態 | 共著 |
| 掲載誌名 | 一橋ビジネスレビュー |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社・発行元 | 東洋経済新報社 |
| 巻・号・頁 | 64(2),160-175頁 |
| 担当区分 | 筆頭著者 |
| 著者・共著者 | 鈴木智大、河内山拓磨 |
| 概要 | 近年、コーポレート・ガバナンス改革への関心が高まっている。しかし、日本の上場企業は、所有と経営とが分離された大企業ばかりでなく、両者が高い程度で一致している同族企業も多く存在している。ここでは経営者・同族者の独善的な意思決定を抑止しづらいといった問題が生じるおそれがある。本ケースで紹介する雪国まいたけは、創業者の強いリーダーシップの下、30年にわたって市場を創出・牽引してきた企業である。しかし、2013年に不適切な会計処理が発覚し、経営者の交代劇を招くこととなる。資本市場からの規律づけが機能しないような場合、誰が責任を持って経営者の襟を正すべきなのか。本ケースでは、同社の30年の歩みをたどりつつ、欧米型のガバナンス構造だけでは見落とされがちな日本企業のガバナンスのあり方について、示唆を得ることをねらいとする。 |