アライ ケンイチロウ
ARAI Kenichiro
新井 健一郎 所属 都市創造学部 都市創造学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | 居住環境から見たインドネシア首都圏のミドルクラスの規模と影響:2010年の衛星画像のSURFによる分析から |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 都市創造学研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 亜細亜大学 都市創造学部 |
巻・号・頁 | (4),41-59頁 |
総ページ数 | 19 |
著者・共著者 | 三村豊 (総合地球環境学研究所 研究員) |
概要 | 本論文は、インドネシア首都圏(ジャボデタベック)におけるミドルクラスの規模と影響を、建造環境、特に計画的に造成された分譲住宅街から検討するものである。ジャカルタを取り囲む郊外市県(ボデタベック)に分布 する17の大規模ニュータウンを分析の戦略的な焦点とし、ランドサットと ESRI Imagery の2010年の衛星画像から、対象領域を250m ×250m のグリッドに分割し、SURF(Speed-Up Robust Features)を用いて6つの建造環境類型に分類した。6つの類型それぞれに平均的住宅数を設定することで、17のニュータウン周辺の住宅数の推計値を、建造環境類型ごとに統一的な方法で得た。分析結果から、2010年時点での17の大型ニュータウンの住民の推計値は最大約17万人であった。これらのニュータウンで分譲住宅を購入できる購買力をもった人口中の約 1/4 が、実際に居住していたことになる。この住民は集合的に、ボデタベックの人口中の「ミドルクラス・コア」を構成していたと言える。 |
researchmap用URL | https://asia-u.repo.nii.ac.jp/records/26579 |