カエリヤマ アキ
KAERIYAMA Aki
歸山 亜紀 所属 社会学部 現代社会学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/06 |
形態種別 | 論文その他 |
標題 | 予備調査としてのモニター型インターネット調査の可能性の検討:確率標本・個別面接法調査データとの比較分析 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 博士論文 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 金沢大学大学院人間社会環境研究科 |
概要 | 大規模調査はその実施に多大な人的、金銭的、時間的コストを必要とするため、研究目的が達せられない場合の損失は大きい。そのため、大規模調査においては、新しい研究課題を設定する際、予備調査というプロセスを取り入れる、または項目提案に(研究成果が得られそうかどうかの)なんらかの根拠情報が求めるようになってきている。この予備調査(または根拠情報)に、これまで学術研究には利用されてこなかった非確率標本であるモニター型インターネット調査を利用することが適切なのではないかという研究関心から、社会意識研究の基本的な項目、分析モデルを用いて、確率標本・個別面接法調査データとモニター型インターネット調査データの変数間関連の類似性を、相関係数の同等性の検定、重回帰分析、多母集団同時分析により検証した。その結果、モニター型インターネット調査データは従来型の確率標本・個別面接法調査データと変数間関連の類似性が高いことが示された。(博士論文) |