ジョ ヒロタカ
  徐 広孝
   所属   健康スポーツ科学部 健康スポーツ科学科
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2022/07
形態種別 単行本
標題 『授業が盛り上がる 体育の教材・教具ベスト90』
執筆形態 共著
掲載区分国内
出版社・発行元 大修館書店
総ページ数 全152頁
担当範囲 第1章4「自分の体力をコンピュータで分析」(pp.8-9)を単著。
著者・共著者 編者:小澤治夫、小林博隆
共著者:小澤治夫、小林博隆、髙橋和子、中西健一郎、徐広孝、加藤勇之助、齊藤直人、佐藤毅、高瀬淳也、濱本悟志
概要 生徒の学習意欲を高める、授業の効率を上げる、単調な活動をおもしろくするなど、体育授業に役立つ90のアイディアを集め、イラストや写真でわかりやすく解説した一冊である。
B5版 全152頁

(本人担当部分の概要)
体育授業の時間で測定される新体力テストは、測るだけで終わりがちであるが、コンピュータを使って分析することで生徒自身だけでなく体育の指導計画にも有効活用することができる。そこで、Excelを使った新体力テストの「分析シート」の使い方を説明した(ファイルはQRコードを読み取ってダウンロードできるよう掲載した)。また、新体力テストのデータを分析するときの注意点として、項目別得点が1998年当時の分布をもとに作られており、現在の体力分布とは異なっていること(すなわち、種目間の相対比較ができないこと)を解説した。第2章1「8・4・2・1魔法のリズム」(pp.28-29)を単著。
(本人担当部分の概要)「8・4・2・1魔法のリズム」は、ダンスの授業で使える動き方である。同じ動きを音楽に合わせて8拍×1回、次に動きを変えて4拍×2回、さらに動きを変えて2泊×4回、最後にもう一度動きを変えて1泊×8回繰り返す、という動き方となる。このリズム運動は、段々と動きが早くなることで、自然と心も楽しくなるという特徴を持つ。第3章8「ザースボールで戦術を理解」(pp.68-71)を単著。
(本人担当部分の概要)ザースボールはゴール型球技(サッカー、バスケットボール、ハンドボール等)の下位教材として開発された種目であり、運動が苦手な子どもでも積極的に楽しくプレーできることと、ボールを持たないときの動きの学習に向いていること、運動量が多いことなどがその特徴として挙げられる。ザースボールに必要な用具は、ハンドボール程度の大きさのボールと、ビブス(ハチマキなどが追加であるとよい)である。1チームは6~7人で編成する。プレイヤーはドリブルが禁止されており、パスだけで相手陣のシュートエリアにボールを運び、その中からゴールエリアにパスを通すことで1点となる。また、ザースボールにはフィールダーとディフェンダーの2つのポジションがあり、これは攻撃における戦術的機能(役割)が反映されているため、戦術学習において有効な要素となる。その他、授業のノウハウとして、少人数のミニゲームや、攻撃パターン、反撃時の役割分担などを解説した。第4章9「レイアップ君でシュート練習」(p.85)を単著。
(本人担当部分の概要)「レイアップ君」は、バスケットボールの授業で活用できる手作り教具の名称であり、その特徴は、調理用のザルに棒を取り付けて持ち上げることで、どこにでも「手持ち式のゴール」を用意できることである。一般的な学校の体育館には、バスケットゴールが4~6台程度であり、練習量を増やしにくいという実態があるため、「レイアップ君」をたくさん用意すれば、生徒の活動量(シュート練習の機会)を大幅に増やすことができる。第4章10「ペットボトルジャイロで投げる楽しさ倍増」(p.86)を単著。
(本人担当部分の概要)「ペットボトルジャイロ」は、空になった500mlのペットボトル(円柱型に限る)を輪切りにし、切り口の片方にビニールテープを貼って重みをつけた手作り教具である。手首のスナップを効かせて投げると、ジャイロ回転で伸びるように飛んでいくという性質を持つ。子どもが楽しく投げることを通じて、投動作技能の向上において効果を発揮する。第4章11「ダンボールでミニハードル」(p.87)を単著。
(本人担当部分の概要)ミニハードルは、陸上競技や体つくり運動の授業で活用される教具であるが、決して安い用具ではないため、段ボールを使ってミニハードルをつくる方法を紹介した。上手く切り込みを入れることで、テープやネジを使うことなく組み立てられるように設計されている。量産することで、生徒の運動量を増やすとともに、シンクロ運動(複数人で動きをぴったり合わせること)にも活用できる。第4章12「キック君でキックの練習」(p.88)を単著。
(本人担当部分の概要)「キック君」は、サッカーの授業で活用できる手作り教具である。空になったペットボトルを輪切りにしただけであるが、その上にボールを置くことで地面から数センチメートル浮かすことができるため、インステップキックによるシュートやロングボールの練習がやりやすくなる、という特徴を持っている。なお「キック君」はバドミントンのシャトルケースの蓋でも代用できる。