タカハシ リョウイチ
Takahashi,Ryoichi
髙橋 量一 所属 経営学部 経営学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2000/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | 「東海村臨界事故-その組織認識論的考察-」 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 法政大学産業情報センター紀要『グノーシス』 |
巻・号・頁 | 第9巻 |
概要 | 本研究ではまず最初に、事故発生の初期段階において、政府も、そして専門家すらもこの事故の重大性を認識できなかった点に言及し、その原因を考察すると共に危機における意識的分権化の重要性について論じている。続いて、事故の終息に向けての組織行動を概観し、危機における当事者責任から一部開放された人間がリーダーシップをとることの重要性を論じた後、最後に、唯一の被曝国日本でなぜ杜撰な安全管理が罷り通ってきたのかについて、K.E.Weickらによる組織におけるセンスメーキング理論を基礎に論じている。 |