オガワ ナオユキ
OGAWA Naoyuki
小川 直之 所属 経営学部 経営学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2007/09 |
形態種別 | 論文その他 |
標題 | 《Les deux representationsdifferentes du Musulman Dodequin de Tabarie, digne emule dela Croisade, dans les deuxversions des continuations dela Chanson de Jerusalem》 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『人文研紀要』 |
巻・号・頁 | 59号,81-106頁 |
概要 | 12世紀前半の中東に実在した地方領主ドドゥカン・ド・タバリは、十字軍の大敵でありながら、拮抗関係にあった他のイスラム豪族への対抗上しばしば十字軍と連盟したことによってキリスト教徒に強い印象を与えた。13世紀のフランス叙事詩はこの人物を好んで登場させたが、初期と後期とではその扱いが全く異なる。本稿はこの違いを具体的にするとともに、それを13世紀ヨーロッパの対イスラム観に位置づけて解明した。 |