ワタナベ タカシ
Watanabe,Takashi
渡邊 貴士 所属 経営学部 経営学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2008/07 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | (研究ノート)IASB討議資料IAS第19号「従業員給付の改定に関する予備的見解の検討-第2章および第3章を中心として-」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 経営学紀要 |
出版社・発行元 | 亜細亜大学短期大学部学術研究所 |
巻・号・頁 | 16(1) |
概要 | 本稿は、国際会計基準審議会(IASB)から2008年3月に公表された討議資料‘IAS 第19号「従業員給付」の改定に関する予備的見解’ について、第2章および第3章を中心として詳解を行っている。
第2章では、次の3点が予備的見解として主張されている。 1.数理計算上の差異の遅延認識の選択肢を取り除き、数理計算上の差異を、それらが発生した期に、即時に財務諸表に認識する。 2.制度資産の収益は、期待収益と数理計算上の差異に分けずに実際収益を用いる。 3.過去勤務費用を従業員の過去勤務から生じる現在債務の増加と考え、受給権未確定過去勤務費用を制度改定の期間に認識する。 第3章では、表示に関する予備的見解が示されておらず、3つのアプローチが検討されている。そして、3つのアプローチとの関係で、(1)他のIFRSsとの一貫性(2)構成要素間の認められた関係(3)再測定(4)財務(5)公正価値変動の分解(6)実用性について検討し、また、清算と縮小に関する利得または損失の表示について、検討している。 |
ISSN | 1340-3230 |