ゴトウ ケイスケ   GOTO Keisuke
  後藤 啓介
   所属   法学部 法律学科
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2008/03
形態種別 論文その他
査読 査読あり
標題 ジェノサイドとICC規程の国内法整備に関する一考察――日本の現行刑法でジェノサイド行為を適切に訴追・処罰することができるのか――
執筆形態 単著
掲載誌名 慶應義塾大学大学院2007年度修士論文
巻・号・頁 1-82頁
概要 本稿では、2007年に日本が、締約国として国際刑事裁判所(以下「ICC」とする)に加入し、手続法(ICC協力法)を制定したにもかかわらず、実体法をほとんど整備しなかったため、ICCの4つの対象犯罪(ICC規程5条参照)を日本刑法199条殺人罪などだけで本当に適切に訴追・処罰することができるのかは疑問であるとの観点から、ICC規程6条ジェノサイド罪(集団殺害犯罪)を中心に、ICC規程対象犯罪の日本での国内法化の必要性について論じた。