オノエ ノリコ
  尾上 典子   経営学部 ホスピタリティ・マネジメント学科   教授
    標題
  「アメリカのサーカス産業におけるNik Wallendaの業績の意義ーNiagara Falls Walkを中心としてー」
    概要
  空中アクロバットの名門Wallenda家の七代目に当たるハイワイヤー・アーティストNik Wallendaは、2012年6月15日、人類史上初めてナイアガラの滝を完全な形で渡り、この歴史的偉業をABC放送を通してアメリカの1億3千3百万人以上の人々が鑑賞し、全世界で10億の人々が見聞したにとどまらず、この滝に臨むアメリカ側とカナダ側の都市に莫大な経済波及効果をもたらした。彼の輝かしい業績が全世界におけるサーカス芸術に対する関心を高める契機になったことは言うまでもない。そして滝を渡ってカナダに到達した彼は、入国目的が「世界中の人々に霊感を与えること」であると述べた。彼の凄まじい情熱を支えたものは曽祖父のハイワイヤー・アーティストKarl Wallendaへの限りない敬愛の念と敬虔なキリスト教精神であった。Tightropeは体力と鋭い集中力を必要とする工学と訓練の極致であり、1770年代のサーカスに端を発するポピュラー・エンターテインメントの一形態としてアメリカの歴史の重要な一部となってきた。本稿は、Nik Wallendaがナイアガラの滝での壮大なイヴェントを成功させるまでの半生を考察し、彼がサーカス産業にもたらした文化的・経済的意義を考察したものである。
  単著   『経営学紀要』   亜細亜大学短期大学部学術研究所   21(2),1-74頁   2014/03

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