オノエ ノリコ
  尾上 典子   経営学部 ホスピタリティ・マネジメント学科   教授
    標題
  「Paul Gallicoとサーカス・エンターテインメント―Love, Let Me Not Hungerを中心として」
    概要
  前稿に続き、サーカス芸術に対して熱烈な愛情を生涯抱き続けた現代アメリカ作家・Paul Gallicoの畢生の大作Love, Let Me Not Hunger(『愛のサーカス』)についての考察を行なった。飢餓という極限状態に追い詰められた人間の情念が克明に描き出されていると同時にサーカスの人々の動物たちに対する献身的な愛情を主題としたサーカス文学作品であると同時に、1960年代のイギリスにおけるサーカス経営の実態が分析されている、この作品について綿密な考察を行なうことは、文化産業としてのサーカスさらに敢えて言えば21世紀を担う国際的エンターテインメントビジネスの中核となる潜在性をもったサーカス・エンターテインメントを進化・発展させるための一助となると確信する。
 本稿は、テクノロジーが極めて発展した現代社会において、人種・年齢・性別・言語さらには種の壁を乗り越えて、全ての観客に真の感動を与える究極のライヴ・エンターテインメントはサーカスであるという説を打ち立てることを目的として、欧米社会におけるサーカスの文化的・社会的・経営学的意義について論じたものである。

  単著   『経営学紀要』   亜細亜大学短期大学部学術研究所   19巻(1/2号),1-116頁   2012/03

gakumu@asia-u.ac.jp(総合企画部学務課)
〒180-8629 東京都武蔵野市境5-24-10 亜細亜大学
Copyright©Asia university All rights reserved.