オノエ ノリコ
  尾上 典子   経営学部 ホスピタリティ・マネジメント学科   教授
    標題
  「アメリカ文化における西部文学の意義『シェーン』を中心として(1) 」
    概要
  現代アメリカの小説家 Jack Schaefer(ジャック・シェーファー)によって1949年に発表された戦後最高の西部小説『シェーン』(Shane)は、Turnerの「フロンティア学説」の中で強調されている趣旨が最も的確に小説化されたもののひとつであり、常にアメリカ人から愛し続けられてきている、アメリカ人の魂の故郷と言うべき美しくも壮大なロマンスである。主人公シェーンは、絶えず変化する混乱した世界の中における神の摂理の生きた姿であり、この作品を、アメリカ西部を舞台とした寓意小説あるいは一種の神話として解釈することが適切ではあるが、同時に、この作品が、アメリカ史の社会的推移の過程を芸術的に高度に洗練された方法で描いた小説である点に注目し、作品の背景となったアメリカ西部の歴史についての考察を加えながら、アメリカ文化における西部小説の意義について論述を行なった。(なお、紙面の都合により主人公シェーンが農耕・牧畜を通じて自作農民のスターレット一家を援助していた第6章までの考察を(一)とした。)
  単著   『日本経済短期大学紀要』   日本経済短期大学学術研究所   22巻(2号),127-144頁   1992/01

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