ハラ ヒトシ
  原 仁司   経営学部 ホスピタリティ・マネジメント学科   教授
    標題
  文学的表現と応答性-柳美里『石に泳ぐ魚』裁判と「表現の自由」
    概要
  柳美里『石に泳ぐ魚』裁判は、この論稿(「文学的表現と応答性」)が書かれる約10年前の1994年に、原告が作者柳と出版元である新潮社を告発した時点から始まった。結審は1999年の6月。そのときには文壇、マスコミに関わる多くの知識人が、この裁判をめぐる論争に加わった。だが、実際にはこの裁判をめぐる論争は、その本質を誰も的確に問うことができぬまま終息した感がある。「表現の自由」か「人権」か、という問いは、結局、十分な論議を経ずして中断されてしまったとも言えるだろう。個人情報保護法の制定など右傾化の道をたどりつつ今日の日本において、「表現の自由」はどこまで認められるか、認めねばならないのかを、文学的な立場から論考したもの。
  単著   『表現の<リミット>』   ナカニシヤ出版      2005/06

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