ハラ ヒトシ
  原 仁司   経営学部 ホスピタリティ・マネジメント学科   教授
    標題
  「田園の憂鬱」論
    概要
  『田園の憂鬱』は、当初ブレイクの詩をその巻頭に掲載していたことからもわかるように、絵画的な趣向が全編に行き亘っていた。この絵画的趣向が作品に与えた意義はじつに多種多様であったが、その意義のひとつに、絵画的手法によって形成された<多声的な文体>という成果があった。これはポーの文学的心理解剖を作品構造に応用したこととも二重に関連し、また、その<多声的な文体>の内実は、当時の春夫の創作主体の微妙な位相を我々に示唆してくれるものでもあった。
  『日本文学』   日本文学協会      1991/05

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